スマートスピーカーの進化とIFTTT

こんにちは。長谷川佐代子です。

スマート家電をコントロールするためのアイテムとして、スマートスピーカーが注目されていますね。

これさえあれば、家じゅうのスマート家電やセキュリティーをトータルで管理でき、音声でのやり取りも可能。

まさに「スマート」という感じです。


スマートフォンやパソコンでの管理もできるスマート家電ですが、小さいお子様などがいるご家庭では、大人から子どもまで使えるアイテムは特に魅力的ですよね。

子どもでも操作できるスマートスピーカーがあれば、わざわざ子どもにスマホを持たせる必要もありません。

スマート家電のためだけに、まだ持たせる予定はなかったスマホを買い与えるのも大変ですし。

でも、そういった利便性だけでなく、スマートスピーカーがあればIFTTT(イフト)を使ったスマート家電の利用やSNS、メールなどのインターネットサービスとの連携などもしやすくなります。

もちろんこれ以外にも、さまざまな便利な使い方もできるようです。

私はまだ実際に使ったことはないのですが、IFTTTも便利そうなサービスですね。


スマート化とともに注目されるようになったIFTTT

IFTTTとは、そもそもはインターネット上のサービス同士をつなぐサービスのこと。

たとえばインスタグラムとGmail、位置情報サービスとSMS、といったサービス同士を連携できます。

連携すると何ができるかというと、家に到着したときに「着いたよ」というメッセージを自動で送ったり、必要な情報がアップされたらすぐにメールで知らせてもらったりと、情報を素早く受け取る、送ることができるのです。

さらに、それをスマートスピーカーに組み合わせることができるとして利用が加速。

注目を浴びています。

使えるのは「Google Home」や「Amazon Alexa」など。

IFTTTに登録してから、これらのスマートスピーカーとウェブサービスを連携する「レシピ」を作っておくだけというカンタン設定です。

なおIFTTT自体は、一般的なスマート家電の使い方の範囲であれば、基本無料で利用できますよ。


お子様の見守りや防犯に

スマートスピーカーとの連携では、スピーカーが受け取った情報を遠隔地にいる自分のスマートフォンに送るといった使い方ができます。

たとえば、帰宅時の「ただいま」の声に合わせてメールを受信するよう設定しておけば、我が子の帰宅時間がわかる、という具合です。

ドアや窓の開閉によってメールを鳴らせば防犯にもなります。

2019年、コミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」との連携もスタートしました。

自宅では音声、出先のスマホは文字でメッセージのやり取りもできるようになったみたいです。

見守りや防犯のシステムなのに、ちょっと温かみを持った気がしますね。

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